ポーカーのバンクロール管理|店で使う予算の上限と追加の回数の決め方

ポーカーのバンクロール管理|店で使う予算の上限と追加の回数の決め方 メンタル・資金管理

店のポーカーでは、勝ってもお金は増えません。チップは現金や景品に換えられないため、管理するのは手元のチップではなく、参加費として使うお金です。

遊ぶたびに使う額が増えてしまう方に向けて、月と1回の上限、追加やリエントリーの回数の決め方と、取り返そうとしないための決まりを解説します。

この記事のポイント
  • 店のチップは現金や景品に換えられない。管理するのは「参加費に使うお金」
  • 先に「月の上限」と「1回の上限」を決め、追加やリエントリーの回数もその中に入れる
  • 上限に届いたら、その日は終える。負けを取り返そうと追加を重ねない

バンクロール管理は、使ってよい上限を先に決めること(結論)

結論: 店で遊ぶときのバンクロール管理は、ポーカーに使ってよいお金の上限を、席に着く前に決めておくことです。月の上限、1回の上限、追加やリエントリーの回数の3つを決めます。

バンクロールは、もともとポーカーに使う資金を指す言葉です。国内の店では賭けないので、この記事では「ポーカーに使ってよいお金の上限」の意味で使います。

店がチップを外に持ち出させたり、預かって書面を出したりすることも、法律(風営法)で禁じられています。店の仕組みはアミューズメントカジノは違法?|賭博にならない仕組みと違法な店の見分け方で解説しています。

なぜ上限を先に決めるのか

Point: 席に着いてからは、負けた分を取り返したくなり、使う額の判断がぶれやすくなります。だから、落ち着いて考えられる座る前に決めます。

リングゲームはチップを追加すれば続けられ、トーナメントにはリエントリー(参加費を払い直して参加し直すこと)できる大会があります。どちらも、自分で区切りを決めないと、使う額に終わりがありません。

ポーカーは、正しく打っても負けが続くことがあるゲームです。負けが続いた日ほど「次は取り返せる」と思いやすく、追加を重ねてしまいます。上限を先に決めておけば、その日の結果に左右されずに終えられます。

上限の決め方:月の上限から順に決める

Point: 「月の上限」を決め、それを行く回数で分けて「1回の上限」にします。追加やリエントリーの回数は、1回の上限の中に収めます。
  1. 手順1:月の上限を決める
    生活費とは分けて、ポーカーに使ってもよい額を決めます。なくなっても生活に困らない額にします。
  2. 手順2:1回の上限を決める
    月の上限を、その月に行く回数で分けます。行く回数を増やしたい月は、1回の上限を下げます。
  3. 手順3:追加とリエントリーの回数を決める
    1回の上限を、1回の参加費(リングゲームなら席に持ち込むチップの料金、トーナメントなら参加費)で割ると、その日に使える回数が分かります。たとえば1回の上限が参加費3回分なら、最初の参加と、追加かリエントリーを2回までです。参加費とは別にかかる料金がある店では、それを引いてから割ります。
月の上限(なくなっても生活に困らない額)
↓ その月に行く回数で分ける
1回の上限
↓ 1回の参加費で割る(例:1回の上限が参加費3回分なら)

使えるのは3回分まで

最初の参加
追加かリエントリー
追加かリエントリー

使い切ったら、勝っていても負けていても席を立ちます。参加費とは別にかかる料金がある店では、それを引いてから割ります。

図:月の上限から、その日に使える回数まで

参加費の額や払い方は店や大会によって違います。料金の仕組みはポーカー店の料金の仕組み|リングゲームとトーナメントの払い方と注意点で確かめてください。

取り返そうとしないための3つの決まり

Point: 上限は、守れなければ意味がありません。その日の終え方も、座る前に決めておきます。
  1. 決まり1:上限に届いたら、その日は終える
    決めた回数を使い切ったら、勝っていても負けていても席を立ちます。上限を超えて追加したくなるのは、たいてい負けを取り返そうとしているときです。
  2. 決まり2:帰る時刻を決める
    リングゲームはいつでも抜けられるので、時刻を決めないと長く座り続けがちです。トーナメントは、終わる時刻の目安を出る前に確かめます。
  3. 決まり3:熱くなったら席を立つ
    負けを取り返そうと熱くなった状態(ティルト)では、追加の判断も崩れやすくなります。追加したくなったときこそ、一度席を離れます。

リングゲームでの追加とやめどきはポーカーのリングゲームの遊び方|卓に座ってから帰るまでの流れで解説しています。トーナメントのリエントリーはポーカートーナメントの参加方法|初めての店舗大会の流れと準備で解説しています。

熱くなったときの対処はポーカーのティルト対策|原因の4パターンと3回深呼吸のリセット法にまとめています。遊んだ日の記録の付け方は【実践手順】ポーカーのセッション記録術|迷った3ハンドとティルト対策で紹介しています。

オンラインで賭けることは扱わない

Point: 国内から、オンラインカジノでお金を賭けて遊ぶことは犯罪です。この記事は、国内の店で賭けずに遊ぶことを前提にしています。

海外のポーカーの解説では、お金を賭けて増やす前提で「何回分の資金を用意するか」が語られることがあります。国内の店ではチップがお金に換わらないため、その考え方はそのままは当てはまりません。この記事では、使う額の上限だけを扱います。

よくある質問(FAQ)

Q. 店のチップを貯めて、次に使えますか?
A. 使えません。店がチップを預かって書面を出すことは、法律(風営法)で禁じられています。残ったチップは、帰るときに店の案内に従って返します。
Q. 月の上限はいくらがよいですか?
A. 人によって違うため、決まった額はありません。生活費とは分けて、なくなっても困らない額にします。迷ったら少なめに決め、1か月続けてから見直します。
Q. 勝っている日は、上限を上げてもいいですか?
A. 上げないほうがよいです。チップは現金に換わらないので、勝ってもお金は増えません。上限は、勝ち負けではなく使う額で決めておきます。

まとめ:上限を決めてから席に着く

  1. 原則1:管理するのはチップではなく、参加費に使うお金
    店のチップは現金や景品に換えられません。使ってよいお金の上限を決めることが、店で遊ぶときのバンクロール管理です。
  2. 原則2:月の上限、1回の上限、追加やリエントリーの回数を先に決める
    月の上限を行く回数で分け、1回の上限の中に追加やリエントリーの回数を収めます。
  3. 原則3:上限に届いたら、その日は終える
    取り返そうと追加を重ねず、決めた回数と帰る時刻で区切ります。

上限を決めておけば、負けた日も、使う額は決めた範囲で収まります。次に店へ行く前に、まずは今月の上限から決めてみましょう。

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