店のトーナメントは、参加費を払い、全員が同じ量のチップで始めて、チップがなくなった人から抜けていく大会です。リングゲーム(いつでも座って抜けられる通常のゲーム)と違い、始まる時刻と受付の締め切りが決まっています。
初めてトーナメントに出る方に向けて、出る前に確かめることと、受付から終わるまでの当日の流れを順に解説します。
- 出る前に、受付の締め切りと終わる時刻の目安を確かめる
- 当日は「受付→座席の抽選→開始→休憩→卓の移動→終了」の順に進む
- 初めては、開始のチップが多めで、終わるまでの時間が短めの大会を選ぶ
初めては「受付の締め切り」と「終わる時刻の目安」を先に確かめる(結論)
トーナメントは、決まった時刻に始まり、参加者が減るまで続きます。早く負ければ早く終わり、残るほど長くなります。
帰る時間が決まっているのに長い大会に出ると、途中で席を離れることになりかねません。出る前に、終わる時刻の目安を店に聞いておくと安心です。
出る前に確かめること
- 確認1:開始時刻と受付の締め切り
開始後でも、締め切りまでなら途中から参加できる大会があります。これをレイトレジスト(レイトエントリーとも呼ぶ。途中参加)と呼びます。 - 確認2:参加費と、もう一度参加できるか
チップがなくなったあとに参加費を払い直して参加することを、リエントリーと呼びます。できるか、何回までかは大会ごとに違います。 - 確認3:開始のチップとブラインドの上がり方
開始のチップの量と、ブラインド(毎回の強制の賭け金)が上がる間隔(レベル時間)は、ストラクチャー表(大会の進み方の表)に書かれています。 - 確認4:終わる時刻の目安
参加人数やレベル時間で変わるため、目安を店に聞いておきます。
用語と払い方はポーカー店の料金の仕組み|リングゲームとトーナメントの払い方と注意点で解説しています。ストラクチャー表の読み方はトーナメントのターボとディープの違い|BBが減る早さで変える戦い方にあります。
当日の流れ:受付から終わるまで
- 手順1:受付で参加を申し込む
初めての店では会員登録をしてから、参加したい大会を伝えて参加費を払います。初めて出ることも伝えておくと、流れを教えてもらえます。 - 手順2:座る卓と席が決まる
席は抽選で決めることが多く、卓と席の番号を書いたカードなどを受け取ります。決まった席に座り、置かれたチップの量を確かめます。 - 手順3:開始し、レベルごとにブラインドが上がる
決まった時間ごとに、ブラインドが上がります。今のレベルと次に上がるまでの時間は、店内の画面などに出ます。 - 手順4:休憩をはさむ
決まったレベルのあとに休憩があります。席を離れる時間は、休憩に合わせると安心です。 - 手順5:人数が減ると卓を移る
参加者が減ると、卓をまとめるために別の卓へ移ります。スタッフの案内に従い、自分のチップを持って移ります。 - 手順6:チップがなくなったら席を立つ
チップがなくなった時点で、その大会は終わりです。リエントリーできる大会で受付の締め切り前なら、受付で参加し直すかを決めます。
参加費を
抽選で
決まった
決まった
人数が
チップがなくなったら席を
大会は、最後の1人が残るか、店の決めた終わり方で終わります。残ったチップは、スタッフの案内に従って返します。チップは現金や景品、店内のポイントには換えられず、店の外へ持ち出すこともできません。
初めてで戸惑いやすいこと
- 戸惑い1:席を離れても、ブラインドは払い続ける
席にいなくても、自分の番のブラインドとアンティ(ブラインドとは別に、毎回ポットに入れる強制の賭け金)はチップから出されます。アンティには、BBの席の人が全員分をまとめて払う形(BBアンティ)もあります。長く離れるとチップが減っていきます。 - 戸惑い2:休憩中に、小さい額のチップがまとめられる
ブラインドが上がると、小さい額のチップは使わなくなります。休憩中などに、大きい額のチップへまとめて替えることがあります。 - 戸惑い3:卓を移ると、席の並びと相手が変わる
移った先では、ボタン(その回のディーラー役の席を示す目印)との並びが変わります。最初の数回は、自分がどの席にいるかを確かめてから参加します。
筆者が初めて出た店のトーナメントは、参加がのべ33人分で、終わるまで約3時間半かかりました。開始後に途中から参加するレイトレジストで入り、リエントリーはしていません。
最後は、相手のチップが自分より少ないと思ってオールイン(手持ちのチップをすべて賭けること)しましたが、実際はほぼ同じ量でした。チップの量の見積もりを誤ったのが反省点です。
自分の番で相手のチップの量が分からないときは、ディーラーに数えてもらうよう頼めます。
トーナメントでの打ち方の違いは、トーナメントとキャッシュゲームの違い|同じ感覚で打つと飛ぶ理由で解説しています。
初めての大会の選び方
- 基準1:初心者向けや少人数の大会
初心者向けと案内している大会や、参加人数が少なめの大会は、流れを覚えるのに向いています。 - 基準2:開始のチップが多めの大会
開始のチップを最初のBBで割ると、何BBから始まるかが分かります。多いほど、序盤に慌てずに済みます。 - 基準3:帰る時間に合う大会
終わる時刻の目安が、帰りたい時間に収まる大会を選びます。 - 基準4:リエントリーの回数を先に決める
リエントリーできる大会では、参加し直すたびに参加費がかかります。何回までにするかを、出る前に決めておきます。
よくある質問(FAQ)
- Q. 途中で帰ってもいいですか
- A. 帰ることはできます。その場合はスタッフに伝え、チップは案内に従って返します。持ち帰ったり、次回に使ったりはできません。
- Q. 順位に応じて何かもらえますか
- A. 国内のアミューズメントポーカー店の大会では、順位に応じた賞品は出せません。業界団体の店舗運用ガイドラインでは、店内で使えるポイントや次の大会の参加費の免除も賞品にあたるとされています。賞状やトロフィーのように、お金に換えられる価値のないものは、すぐに禁止されるわけではないとされています。詳しくはアミューズメントカジノは違法?|賭博にならない仕組みと違法な店の見分け方で解説しています。
- Q. 一人で出てもいいですか
- A. 一人で出て問題ありません。席は抽選で決まることが多く、知り合いと同じ卓になるとは限りません。
まとめ:締め切りと時間を確かめてから、短めの大会で出てみる
- 原則1:出る前に、締め切りと終わる時刻の目安を確かめる
何時に行き、何時まで残れるかを先に決めておきます。 - 原則2:当日は、スタッフとディーラーの案内に従う
受付、座席の抽選、休憩、卓の移動は、案内のとおりに進めば迷いにくくなります。 - 原則3:初めては、開始のチップが多めで短めの大会を選ぶ
リエントリーの回数と使ってよい額は、出る前に決めておきます。
流れが分かったら、次はトーナメントでの打ち方の違いを押さえておきましょう。チップの減り方を知っておくと、初めての大会でも落ち着いて打ちやすくなります。
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